先日、町田市のお客様よりご依頼のあった案件で、かなり古めのデスクトップパソコンのSSD換装事例をご紹介いたします。
パソコンは、第3世代のインテルCPU『Core-i3』を搭載した『NEC VALIESTER VL150/M』というモデルです。
Windows10にアップグレードしてご利用中とのことですが、パソコンの動作がどうにも重くてもう少し快適にならないかというご相談でした。
正直、買い替えも視野に入ってくるモデルではありますが、現状パソコン自体故障している様子も無くまだ使えそうなので、とりあえず2025年10月のWindows10のサポート期限まで延命させられれば良いとのご希望でした。
こういった場合、やはり定番の方法としては、搭載されているHDDをSSDに換装するのがおススメです。
この作業の場合、基本的にはお預かり対応となりますので、お客様にご了承頂き、お預かり作業とさせて頂きました。
早速、やっていきたいと思います。
交換作業開始
早速、分解作業を始めて行きます。
まずは、パソコン本体のカバーを外しました。
このパソコンは、筐体カバーとフロントパネル部分が一体化しているモデルなので、背面のスライドスイッチをリリースして筐体カバーを前方向にスライドさせれば簡単に外すことができます。
次に、HDDの取り外しをやって行きます。
HDDはこの部分に固定されています。
まずは、ケーブル類を外して、HDD本体を取り外す方法を確認します。
このモデルは、HDDを固定しているフレームを動かすために、フロント側に板バネ状のロック機構があるので、これをつまんで解除しながら引っ張り出すと、HDDがスライドして取り外せました。
取り外したHDDになります。
これが交換するSSDになります。
今回の事例では、使っていたパソコンの中身をそのまま移行したいとのご希望でしたので、取り外したHDDから交換する新品のSSDへクローンを作成します。
クローン作成作業を行う前に、HDDの状態が悪くなっていないか事前に診断ツールを使ってチェックをしておきましたが、どうやら問題は無いようでしたので、そのまま専用の機器を使ってクローンを作成しました。(※クローンの作成には約2時間かかりました。)
クローン作成も無事完了して、早速パソコンにSSDを取り付けたいところですが、HDDとSSDでは部品のサイズが異なるため、SSDはそのままでは取付ができません。
そこで、使うのがこのような『サイズ変換ステー』になります。
このステーにSSDをネジで固定して、もともとHDDが入っていたフレームに収めて固定するかたちとなります。
もともとのフレームにSSDを収めたものを、HDDを取り外した手順の逆手順でパソコンに取り付けて、ケーブル類を接続します。
これで、交換作業は完了です。
筐体カバーを元に戻して、パソコンをモニターに繋ぎ、動作チェックを行っていきます。
問題無く起動し、元の環境も引き継いだ状態でパソコンが使えるようになりました。
SSDに換装したおかげで、起動にかかっていた時間も3分の1程度まで短くなり、起動後もパソコンの動きが体感で分かるほど速くキビキビした感じになりました。
SSD換装は相模原市の出張パソコン修理屋さんへご相談下さい!
当店『相模原市の出張パソコン修理屋さん』では、HDDからSSDへの換装修理も行っております。
『古めのパソコンをもう少し快適に使いたい』
『今のパソコンをもう少し延命させて使いたい』
などのご希望がありましたら、是非一度、当店『相模原市の出張パソコン修理屋さん』へご相談下さい!
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