パソコンの寿命はどれくらい?(①パーツの故障編)

 

よく、お客様から『パソコンの寿命ってどれくらいなの?』と聞かれます。

 

パソコンの寿命とは何かについて考えてみると、

 

①パソコンを構成する部品(パーツ)が物理的に壊れてしまい動かなくなる

②時代の変化と共にパソコンの性能が足りなくなってくる

 

この2つになると思います。

 

①パソコンを構成する部品(パーツ)が物理的に壊れてしまう

パソコンはやはり機械モノなので、その構成部品(パーツ)自体が、徐々に劣化していくことは避けられません。

 

やはり、長く使い続けると各部品の故障率はどうしても上がってしまいます。

パーツの故障で多いものは、以下のようなものです。

 

・HDD(ハードディスク)

・冷却ファン

・メモリ

・電源ユニット

・バッテリー

・モニター(液晶部分)

 

 

この中で、故障の原因として経験上一番多いのが『HDD(ハードディスク)』です。

ハードディスク内部では高速で記録ディスクが回転していますので、経年劣化等により故障しやすくなります。

 

ハードディスクはデータを保存しておくための装置なので、壊れてしまうと最悪の場合、大切なデータが消えてしまいます。

 

メーカーへ修理に出すと、通常パーツ交換となってしまうため、データの保証をしてもらうことがほぼ難しくなります。

(※メーカー修理の場合、『データは保証できませんがよろしいですか?』と事前に言われる場合がほとんどだと思います。)

 

大切なデータを失ってしまうことがないように、普段からこまめにデータのバックアップをしておくことが重要です。

 

 

どのくらいの時間で故障するのか?

各パーツがどれくらいの時間で故障するのかというのは、なかなか難しい問題です。

実際、『当たりはずれ』といったこともあると思います。

 

新品を購入して、1ヶ月で壊れてしまったということもあれば、10年使っているけど全然大丈夫ということもあり、やはり一概には言えません。(※なお、1ヶ月程度での故障は『初期不良』とも言えます。)

 

参考事例ですが、先日、私が仕事で使用しているデスクトップパソコンの電源ユニットが故障してしまいました。

 

新品を購入してから約3年ほど使用していました。

 

正直、『少し早いかな?』とも思いましたが、やはり、毎日それなりに使っていましたからある程度は致し方ないと思い、すぐに交換して無事復帰させました。

 

 

交換用のパーツが入手できない

故障したパーツを交換することで、パソコンを使い続けることができるわけですが、場合によっては、交換用のパーツが手に入らない場合もあります。

 

メーカーによっては、修理用の部品(パーツ)をそもそも一般に提供していなかったり、製品自体が製造終了になってしまい、在庫部品も無いということがわりとよくあります。

 

こうなると、市場に流通している中古部品を探すことになってしまいますが、それでも入手できない場合は、やはり『製品自体の寿命』と考えるしかないかもしれません。

 

次回のブログでは『②パソコンの性能』という観点から、パソコンの寿命について考えてみたいと思います。

 

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