パソコンを使っていると、日々新しいデータが出来ていきます。
仕事で作成したワードやエクセルのファイル、スマートフォンやデジカメで撮った写真ファイル等々。
それらのデータはとても大切なものですが、何かの拍子に『消えて』しまうかもしれません。
・パソコンの故障(落下による破損、浸水など)
・間違ってデータを削除してしまった、別のデータを上書きしてしまった
要因は様々ですが、大切なデータの消失は決して他人事ではなく、思いもよらないタイミングで起きたりします。
そのためにも、日ごろから定期的にデータのバックアップをしておくことが大切です。
データのバックアップとは、元のデータを複製して別途保存しておくことです。
パソコン内のデータに何か問題が起きたり、消えてしまった場合などにその保存していたデータによって元の状態(もしくは元の状態に近い状態)に戻すことができます。
なお、バックアップデータの保存先は、使用しているパソコンとは切り離せる機器を使うことが望ましいと言えます。なぜなら、そのパソコンが故障してしまった場合、最悪データを取り出すことも出来なくなってしまうからです。
別の機器にバックアップデータを保存しておけば、もし、使用しているパソコンが故障してしまったとしても、別のパソコンにバックアップ用の機器を繋いでデータの復旧ができます。
では、実際にどのような機器を使うことができるのか以下にまとめてみました。
① HDD(ハードディスク)※外付けタイプ
大容量のデータを格納することができ、かつ容量あたりの単価も安いので、バックアップデータの保管先として多く使われています。
USBで簡単に接続できるため、導入も容易でおススメできます。
また最近では、『NAS』と呼ばれるネットワーク接続型の機器も登場し、複数のパソコンからアクセスしてバックアップができるようにもなってきました。
注意点としては、ハードディスクは内部で高速に機械部品が動いてデータの読み書きを行うため、衝撃や振動に弱いという点があります。
② SSD(ソリッドステートドライブ)※外付けタイプ
ハードディスクに比べて、容量あたりの単価が高く、大容量のデータのバックアップには不向きですが、ハードディスクのように可動する機械部品がないため、衝撃や振動に強く持ち運びも容易です。
また、データの読み書きが非常に高速なので、手軽なバックアップ先として近年人気があります。
③ DVDディスク・ブルーレイディスク(光学ディスク)
音楽や映画といったソフトの記録メディアとして多く用いられています。容量あたりの単価も比較的安いので、データのバックアップ用途にも向いています。
デメリットとしては、他の機器に比べてデータの書き込みに時間がかかるという点、また、ディスクの品質によっては長期保存が難しかったりする点が挙げられます。
また、最近ではディスクを読み込むドライブが搭載されていないパソコンも増えてきており、利用し難くなってきています。
④ USBメモリ
最近では、容量の大きなものが安くなってきており、手軽なデータ保管先として人気があります。
データ保管以外でも、Windowsのインストールなどにも利用されています。
小型で扱いやすく入手も容易な反面、紛失や静電気による破損などに注意が必要です。
⑤ SDカード・microSDカード
デジカメや携帯電話・スマートフォンなどにも用いられるメモリ機器で、最近は容量の大きなものも出てきています。
非常に小型で取り扱いやすいのですが、やはり紛失や静電気による破損などには一層注意が必要となります。
⑥ クラウドストレージ
近年、データの保管先として新たに使われ始めているのが、『クラウドストレージ』と呼ばれるサービスです。
ネットワーク上にデータを保管するため、上記の機器やメディアなどがなくても、データの読み書きができるのが特徴です。
『Googl Drive(グーグルドライブ)』や『One Drive(ワンドライブ)』など、様々なサービスがありますが、料金や使用できる容量なども様々です。
なお、データの読み書き速度は、ネットワークのスピードに大きく依存します。また、インターネットに接続できない場合は、データの読み書きもできないので注意が必要です。
データのバックアップも当店におまかせ下さい!
当店『相模原市の出張パソコン修理屋さん』では、必要な機器の選定から、バックアップシステムの構築など、お客様に合ったパソコンのバックアップ方法のご提案を行っております。
『バックアップしておけばよかった...』と後悔することがないよう、事前に準備しておくことをおススメ致します。
是非、お気軽にお問い合わせ下さい。
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