
今から約3年前に、このブログで『Windows8.1』のサポート終了についての記事を書きました。
それから時は流れて、現在2025年9月となり、ついにこのお知らせをする時期となってしまいました。
それは 『Windows10』のサポート終了についてのお知らせです。
『Windows10』は、2015年の7月に一般リリースされて、それから10年以上が経ちました。
長きに渡り、製造元のマイクロソフト社がサポートを続けてきましたが、ついに、それも終了する時期が近づいてきました。
このお話しは、パソコン購入時にメーカーが付けているパソコン本体の故障等に対応した保証とは別のお話しです。
パソコンには、通常『基本ソフト』と呼ばれる『OS(オペレーティング・システム)』が入っており、マイクロソフト社が提供してきた『Windows7』や『Windows8.1』、『Windows10』、最近でいうと『Windows11』があります。
これらの基本ソフト(OS)には、セキュリティ機能の向上や、不具合が見つかった場合などの問題に対応するため、定期的に『更新プログラム』がマイクロソフト社より提供されています。
しかし、この『更新プログラム』は未来永劫提供されるわけではなく、Windowsのバージョンごとにあらかじめ設定された『サポート期限』内での提供に限られています。
そして、今回は『Windows10』というバージョンが搭載されたパソコンの『サポート期限』が迫ってきているというお話になります。
↓マイクロソフト社のホームページには、そのことについてのお知らせが出てます。
Windows 10 のサポート期限はいつまで?
今回、サポート終了が案内されているWindowsのバージョンは『Windows10』となります。
その期限は、『2025年10月14日』となっております。
なお、もう少し古いバージョンの『Windows7』や『Windows8』、『Windows8.1』については既にサポートが終了しています。
※現状『Windows7』や『Windows8』、『Windows8.1』のパソコンをまだお使いの場合は、なるべく早めに何かしらの対策をすることを強くおすすめいたします。
サポートが終了したパソコン(Windows 10)を使い続けるのは危険!
サポートが終了したからといって、いきなりそのパソコンが起動しなくなったり、使えなくなったりするわけではありません。
サポート終了後であっても、そのパソコンは動かすことは可能です。
しかし、そのパソコン(Windows10)のサポートが終了してしまった場合、『更新プログラム』の提供が停止されてしまいます。
こうなると、そのパソコン(Windows10)を使い続けること、特にインターネットに接続して使うのは下記のような様々なリスクがともないます。
- パソコンがウイルスに感染しやすくなる
- 製品の不具合修正がなくなることでパソコンが使えなくなる場合がある
- 情報流出、漏洩といった事故を起こす可能性が高まる
- 使っているアプリやソフトがWindows10への対応を終了していく流れとなり、使用できなくなる場合がある
つまり、安全にそのパソコンを使うことが難しくなるということです。
そうしたリスクや危険を避けるためにも、対策が必要となります。
どんな対策が必要?
まず、そのパソコンを使い続けるかどうかとうい判断が必要になってきます。
『Windows10』搭載のパソコン自体、購入時期によっては10年近く経っている可能性が高く、場合によっては本体の経年劣化による不具合や故障の発生なども出てくる時期かと思われます。
そうした場合、パソコン自体を買い替えることも検討できるのではないでしょうか?
現在、市場で販売されているパソコンは、ほとんどの場合で最新版の『Windows11』というOSが搭載されているものになっているため、安心して使うことができます。
(※『Windows11』のサポート期限については、現時点まだ公表されておりません。)
または、そのパソコンを使い続けるとする場合、Windowsのアップグレードを検討することができます。
しかし、古いパソコンの場合、最新版の『Windows11』へのアップグレードは難しい(できない)可能性があります。
以前の『Windows7』や『Windows8.1』を搭載していたパソコンは、『Windows10』へのアップグレードが比較的簡単にできたのですが、現在最新版の『Windows11』については、古いパソコンへのインストールやアップグレードができない仕様となっており、そもそも使えないという可能性があります。
『Windows11』を利用できるパソコンの条件はいろいろとありますが、すごく簡単に説明すると、『2018年以降に製造・販売されたもの』でないとその条件を満たしていない可能性が高くなります。
つまり、2018年以前に購入したパソコンは、『Windows11』にアップグレードはできない可能性が高いということになります。(※諸条件があるため実際には調査が必要になります。)
そうすると、残念ながらそのパソコンを『Windows10』のサポート終了後(2025年10月14日以降)に使い続けるのは難しくなります。
つまり、買い替え推奨になるということです。
※『Windows10』から『Windows11』へのアップグレードについては、データのバックアップやパソコン自体の対応状況など、調査しなければならない事項がありますので、ご希望の場合は事前にご相談下さい。
パソコンの新規購入やアップグレードのご相談は当店へ!
当店『相模原市の出張パソコン修理屋さん』では、新品パソコンの販売や、Windowsのアップグレードについてのご相談を承っております。
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